Last-Modified: 2003-06-11 22:54:45 JST
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ROについての雑感

 現時点でわたしが「遊んでる」と言えるネットゲームはROとTWがあるわけだけども、両者のどこが面白いのか、という話……の前半、RO編。

ROの場合

移動について

 ROの何処が面白いかというと、わたし的には「キャラを動かすのが楽しい」のが大きい。歩くスピードが割と速めだし、急ぐなら速度増加を使ってもいいし、
# これはアコプリの利点やね
とにかく移動というものにあまりストレスを感じない……ラグらなければ。
 また、視点をくるくる回しながら、立体的な地形を歩き回るのがとても楽しい。これは1年ちょっと前にROを始めたときから、プレーヤー界隈に対して厭世的になってる今に至るまで全く変わらない。平均高度にプラス1マイナス1程度しかなかったBeta1の頃から、グラストハイムやミョルニルの山脈のような、文字通り山のような高度差のある地形が出始めたBeta2、
# おかげで、当時使ってたG400のような3D機能の弱いビデオカードだと表示が辛くなったけど
こないだ回ってきたばかりのサンダルマン要塞の絶景……。
 感覚的なものだから他の人に当てはまるかは分からないけど、少なくともわたしにとっては、この自由に歩き回れる感覚は他に代替できるものがない。
# なので、その3Dシステムの祖先にあたる「ARCTURUS」には大いに興味がある(←既にメーカー予約してる奴
TWやってる時も、反射的に右ドラッグで視点を変えようとすることがあるのは余談。
EQのような完全3Dになると、今度は3D酔いでダウンしてしまうのは更に余談(死)。

戦闘について

 2つ目の面白さは「アクション性と行動バリエーション」。「ROはアクション性がなくて戦闘が単調だ」というのはよく言われる話で、それ自体間違ってはいないとは思う。ただし「前衛が接近戦するだけ」の場合に限って。
 上の話と並んで、「魔法使いとプリーストにはアクションゲームだ」というのも以前から言われてる話。

 マジウィズに関しては(やったことある人なら自明だろうけど)、単純に魔法撃って片付くのは序盤だけで、中盤以降は「反撃されないで一方的に攻撃する」シチュエーションを如何に作るかが重要になる。それにはワープ撃ちやFD凍結、SWやQMの利用など方法はいくつかあるけど、いずれにせよ「移動」と「位置取り」が非常に重要なポジションを占める。
# ゆえに、ラグが最大の敵になるわけで……
また、少し違う問題になるけど、敵の属性にあわせて魔法の属性を選択する必要もある……これは記憶力の問題なので、人によってそれぞれだろうけど。

 支援プリなら、刻々と変化する周囲の状況を判断しながら、多様なスキル群のなかから適切な支援魔法を選んで仲間に飛ばし、
# 支援魔法には大抵詠唱や大きめのディレイがあるので、考え無しに飛ばすと指をくわえたまま他人が死ぬのを見守る羽目になる
あるいは治癒し、時には自ら動いてMobを誘導し、また可能なら倒したりしながらPTをサポートする。殴りプリなら、高いとはいえない能力をMobにあわせて最大限に生かせるように、状況に合わせて(自らへの)支援魔法と武器を選択しながら戦う……というように、プリーストは一般に、刻々と変化する周囲の状況を適切に判断し、適切な行動を素早く選択できるかが重要になる。
# この中には当然、SP資源をいかに管理するかという問題も含まれる

ノーマナー

 二番目の面白さに関しては、そういう危ない状況にならないようにすれば根本的に回避することは可能で、実際Beta2以降はそういうプレイは避けるべきという論調が主流になったように思う。
# 蟻の巣、オークD、コモド前のGHカタコンベやGH下水のスティング狩り等、いわゆる定番育成ポイントは大抵、状況を単純化できる狩場だった
ただ、製品化以後はその傾向が激しく先鋭化しすぎて、「自分の管理下にない状況を作り出すものは全てノーマナーとして排除すべき」というところまで行き着いてしまったのが、「RO(プレーヤー)は糞」といわれるようになった最大の要因ではないかと思う。危険な状況を自分の「腕」を駆使してクリアしていくことが「ゲーム」としての最大の面白さなわけで、それを排除するのは自らゲーム性を捨て去るのに等しいように思えるのだけど……。
# そうはいっても、危険な戦場に行ける高レベルになればなるほど、デスペナが笑えるくらい痛いけどねー。「マターリ」を失った元凶はこいつだろうなあ……

まとめ

 まあそういうわけで、わたしにとってのROの面白さの根本は、「移動の心地よさ」と「多様な選択肢から戦闘行動を選べる」ところにあるという話。
# ROを離れたのはゲーム性の故ではなく、単に癌呆とその取り巻きが嫌いだから

奥付

2003.06.11: 初版

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