Last Update : 2002.01.12(03:03:25)[JST]
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ゆい(PC-9821Xs/U7W)

名前

 マシン名は、最初は「ALICIA」で後に「ゆい(YUI)」と改名。
 ちなみに、ここで言う「マシン名」とは、要するにLANに繋いだときの認識名にする名前なんだけども、この子に関しては結局LANに繋がることはなかったので、単なる愛称でしかない(苦笑)。

購入に至る経緯

 初めて就職した後、自分のお金で買った最初のパソコン。買ったのは95年の12月頃、Windows95の日本語版が出た直後くらいかな。
 ちなみに、買った時点で既に型落ち品(笑)。なにしろ予算が15、6万位しかなかったので、とにかく安い(かつ、PC-98シリーズである)マシンということで。対立候補として、PC-9821Xe10があった。こっちは486DX4とGD-5420(だったかな?)の組み合わせで、Xsは486DX2とViion864の組み合わせ。「DX2とDX4の違いより、ビデオの違いの方がおおきいだろー」というよくわからない理由により、後者を買うことに決定。結論としては、DOSマシンとして使う方がメインだったため、なんの意味もなかったけど(爆)。
 その後、会社を辞めて再び学生を始め(謎)、再び就職して次の子(「さくら」のこと)を買うまで3年ほど、唯一のマシンとして大切に使い倒すことに。

ソフトウェア環境

 OSは、付属のMS-DOS5.0H。Windows3.1も付いてはいたものの、あんなもん使い物になるかー、とあっさり削除(苦笑)。ファイラーの 「HF」 を主操作環境にして、いろんなフリーソフトを組み合わせて環境を構築。ソフトの入手先としては、パソ通をしてなかったので、ASCIIとかの雑誌のFD(のちにCD-ROMになったけど)に収録されてたのが多かったかな。
 この子の使い道としては、プログラミングしてる時間が一番大きかったと思う(というか、ゲームなんて買ってるお金はなかった(貧))。とにかく予算がなかったので、Cコンパイラは 「LSI-C86試食版」 、エディタは入手経路の怪しい「VZ 1.6」(汗)。これで、テキスト処理のプログラムを中心に作成。ゲームとか、グラフィック方面の物はほとんど書いてない。関心は強かったけど、時は既にWindows95に移っていたこともあるし、98に依存したものをあんまり書きたくなかったという気分も、無くもなかったり。
 あとは、98年に就職して、関東に出てきてから始めたパソコン通信端末としても活用。某草の根BBSの他に、PC-VAN/BIGLOBE、NiftyServeにもアクセス。BIGLOBEやniftyは、パソ通サイドからinternetメールへのアクセスが出来たし、PC-VANからはテキストベース(多分lynxベースだと思う)でWWWの参照もできたので、internetもしっかりDOS環境でやってたという(笑)。ゲーム以外は結構どうにかなるもんです。

Windows98

 2年ほどはその環境でやりくりしていたものの、98年に入るとさすがにWindows環境がないのが苦痛になってきたため、急遽32MBのメモリと2.1GのHDD、そしてWindows98を購入してセットアップ。「デアボリカ」あたりはこの環境でやってたけど、「トウチ」の画面のスクロール速度以外は特に遅いということはなかったかなあ。まだまだ現役〜……とまではさすがにいかず、同年の9月頃についに新マシン(いまの 「さくら」 )を購入し、「ALICEA(ゆい)」はパソコン通信マシンとして余生を過ごすことに。

引退に至る経緯

 その後、パソ通からInternetに移行して通信マシンとしても使わなくなってしまい、無駄に寝かせておくのももったいないので、かねがね導入しようと思っていたPC-UNIX用のマシンとして復活させようとFreeBSD(98)を導入しようとしたものの、以前はできたはずのインストールに失敗(デバイス生成あたりでハングアップ)。また、IDEインタフェイスが全滅したり、内臓タイマーが狂ったり(内臓電池切れ?)と、ハード的にも不調が出始めたため、今では完全に休眠状態。せいぜい、DOSゲーを動かしたり、昔のデータをひっぱりだしたりするのに起動する程度。
 捨てる気はさらさらないけど、これ以上使うこともほとんどなさげ。せいぜい、DOS版「痕」のFM音源版サウンドを聴くために起動するくらいかなあ(笑)。
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