名前の由来は、これまた「とらハ2」の子猫(美緒の子分)から。当初は、「さくら」にクレイドルを接続して母艦にしていたけど、「みお」の赤外線ポート経由でもHotSyncできることが判明したため、今では文字通り「みお」の子分格(笑)。
Palm/WorkPadについては、あんまり知らない人の方が多いと思うので、そのうち紹介ページを作るかも。周りにユーザーが居た方が、いろいろ楽しい機械だし。
とりあえず、
「PalmFan」
の
「BASIC」
あたりが参考になるでしょう。
WPJを導入したきっかけは、以前から「紙のメモと同程度の携帯性の電子端末」が欲しかったから。メモするだけならメモ帳でもいいけど、パソコンとの同期がとれるモノが欲しかった。
「みお」
の導入にもそういう意図があったけど、B5サブノートは「ささっと取り出す」にはさすがに大きすぎる(苦笑)。
そういうジャンルの製品としては、一応「Zaurus」「WindowsCE」「HP-200」等が、あるにはある。
「Zaurus」は、ビジネス向けとしてはかなり有名だし実績もあるけど、いまいちそそられない。
「CE」は論外(おい)。
「HP-200」は、携帯できるDOS環境(つまり自作プログラムが使える!)ということで本気で購入を考えたけど、1999年末で生産中止(
「Morphy One」
というフリーハードウェアな後続機計画があるけど、ちょっと冒険的すぎ。……でも、密かに声援は送りたいれす)。
というわけで、どうにもいいものがないなあ……と思っていたところ、
意外なところ
で「Palm」の存在を知ることに。
一応、初代の「Palm Pilot」は存在だけは知っていたものの、英語版ということで、完璧に記憶の外。それが今や「PalmIII/V」に進化し、1999年の春頃には、IBMへのOEMとして「WorkPad」の名で日本語化されていたという。
Palmシリーズの特徴としては、
1.については、さすがに日本人のYシャツにいれるには微妙に大きいと思うけど(笑……ちなみにPalmIII系の話。PalmV系ならそんなに苦ではなさげ)、コートやスーツの腰ポケットなら十分に入るし、ささっと取り出せる。いいかんぢ。
2.については、基本的にアルファベットを簡略化したもので、慣れてしまえば全然平気(というか買う前に既に慣れていた(笑))。なお、日本語の入力はどうするのかというと、アルファベットでローマ字入力して、「変換」ボタンを押してかな漢字変換する。
3.については……これが一番大きいかもしれない。というのは、開発環境がgccベースのフリーウェアなので(Windows、unixの場合。Macでは「CodeWarrior」しかないので、結構お高い)、
追記(2000.12.17):Mac用のgcc環境もあるらしい
自分で使うソフト(Palmwareと称される)を作れるし、既に作られたものも
いっぱいある
。
なによりも、一応プログラマの端くれとしては、自由にソフトが作れる環境というのは、ものすごく魅力を感じる(WindowsCEでも自作はできるけど、開発環境がお高い上に、ハードウェアに魅力が全くない
追記(2000.12.17):CE3.0からは無料化……まあ、VCがあった上での話とはいえ
)。
とまあそんなわけで、2000年初頭、個人的になぜか散財の嵐の吹き荒れる中(苦笑)、
プリンタと一緒に
さくっと買ってしまったのでした。
使い道としてはメモ帳としての用途が多いかな。普段ずっと持ち歩いてるので、電車の中で思いついたアイデアをメモしたり、OFF会とかに出かけて、メンバーとか行動とかを逐一メモしてOFF会レポート感想に反映させたりとか。
あとは、やっぱりゲーム(笑)。
「痕 for Palm」
は当然として、
「PocketRogue 日本語版」
もサルのようにプレイ。おかげで、電池の消費が速いこと(馬鹿)。あとは、ゲームじゃないけど
「乃絵美クロック」
の存在も大きい(爆)。
とりあえず今後の目標は、Palmwareを自作することと、周囲にPalmユーザーを増やすことかな(笑)。
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