Last Update : 2002.01.12(03:03:14)[JST]
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ことら(IBM WorkPad-30J、PDA)

名前

 名前の由来は、これまた「とらハ2」の子猫(美緒の子分)から。当初は、「さくら」にクレイドルを接続して母艦にしていたけど、「みお」の赤外線ポート経由でもHotSyncできることが判明したため、今では文字通り「みお」の子分格(笑)。

購入に至る経緯〜Palm/WPJとは?

 Palm/WorkPadについては、あんまり知らない人の方が多いと思うので、そのうち紹介ページを作るかも。周りにユーザーが居た方が、いろいろ楽しい機械だし。
 とりあえず、 「PalmFan」 の 「BASIC」 あたりが参考になるでしょう。

 WPJを導入したきっかけは、以前から「紙のメモと同程度の携帯性の電子端末」が欲しかったから。メモするだけならメモ帳でもいいけど、パソコンとの同期がとれるモノが欲しかった。 「みお」 の導入にもそういう意図があったけど、B5サブノートは「ささっと取り出す」にはさすがに大きすぎる(苦笑)。
 そういうジャンルの製品としては、一応「Zaurus」「WindowsCE」「HP-200」等が、あるにはある。

 「Zaurus」は、ビジネス向けとしてはかなり有名だし実績もあるけど、いまいちそそられない。
 「CE」は論外(おい)。
 「HP-200」は、携帯できるDOS環境(つまり自作プログラムが使える!)ということで本気で購入を考えたけど、1999年末で生産中止( 「Morphy One」 というフリーハードウェアな後続機計画があるけど、ちょっと冒険的すぎ。……でも、密かに声援は送りたいれす)。
 というわけで、どうにもいいものがないなあ……と思っていたところ、 意外なところ で「Palm」の存在を知ることに。
 一応、初代の「Palm Pilot」は存在だけは知っていたものの、英語版ということで、完璧に記憶の外。それが今や「PalmIII/V」に進化し、1999年の春頃には、IBMへのOEMとして「WorkPad」の名で日本語化されていたという。

 Palmシリーズの特徴としては、

  1. Yシャツに入るほどコンパクトな筐体
  2. 特殊なペン入力(ソフトキーボード入力も可能)
  3. ユーザーに開放されたソフト開発環境と、豊富なFree/ShareWare群
あたりがあげられると思う。

 1.については、さすがに日本人のYシャツにいれるには微妙に大きいと思うけど(笑……ちなみにPalmIII系の話。PalmV系ならそんなに苦ではなさげ)、コートやスーツの腰ポケットなら十分に入るし、ささっと取り出せる。いいかんぢ。

 2.については、基本的にアルファベットを簡略化したもので、慣れてしまえば全然平気(というか買う前に既に慣れていた(笑))。なお、日本語の入力はどうするのかというと、アルファベットでローマ字入力して、「変換」ボタンを押してかな漢字変換する。

 3.については……これが一番大きいかもしれない。というのは、開発環境がgccベースのフリーウェアなので(Windows、unixの場合。Macでは「CodeWarrior」しかないので、結構お高い)、
追記(2000.12.17):Mac用のgcc環境もあるらしい
自分で使うソフト(Palmwareと称される)を作れるし、既に作られたものも いっぱいある

 なによりも、一応プログラマの端くれとしては、自由にソフトが作れる環境というのは、ものすごく魅力を感じる(WindowsCEでも自作はできるけど、開発環境がお高い上に、ハードウェアに魅力が全くない
追記(2000.12.17):CE3.0からは無料化……まあ、VCがあった上での話とはいえ
)。
 とまあそんなわけで、2000年初頭、個人的になぜか散財の嵐の吹き荒れる中(苦笑)、 プリンタと一緒に さくっと買ってしまったのでした。

「ことら」との日々

 使い道としてはメモ帳としての用途が多いかな。普段ずっと持ち歩いてるので、電車の中で思いついたアイデアをメモしたり、OFF会とかに出かけて、メンバーとか行動とかを逐一メモしてOFF会レポート感想に反映させたりとか。
 あとは、やっぱりゲーム(笑)。 「痕 for Palm」 は当然として、 「PocketRogue 日本語版」 もサルのようにプレイ。おかげで、電池の消費が速いこと(馬鹿)。あとは、ゲームじゃないけど 「乃絵美クロック」 の存在も大きい(爆)。

 とりあえず今後の目標は、Palmwareを自作することと、周囲にPalmユーザーを増やすことかな(笑)。
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