マシン名の由来は、「とらハ2」の陣内美緒から。機動力の故。
ノート機が欲しいなあ、と本気で思い始めたのは、98〜99年のお正月に実家に帰省していたとき、かな(それ以前から、欲しいとは思ってはいたけど)。帰省直前にとらハ1を買って、さくらを解いて、そのまま帰省したので……パソのない実家でもんもんと無駄に時を過ごしていたのが、直接の原因(苦笑)。その後、夏のボーナスを全部はたいて購入に至る。
購入前の選択肢としては、Let's note CF-A44、後に「めびちゃん」と呼ばれるようになるMebious PJ(詳細忘れ)の2機種を検討。A44は、XGA液晶にCD-ROM内蔵可能と、当時のB5サブノートとしてはかなりの装備。それに、昔から定評のあるキーボードに、高機能タッチパネル。めびちゃんの方は、SVGAではあっても綺麗さでは定評のあるSHARP製の液晶(当たり前)。どちらもかなり惹かれる子だったけど……やっぱり、まにやなら質実剛健のLet'sだよにゃあ(謎)というわけで、A44に決定。実際にお金もって買いに行くと、CF-A44は既に無く、後続機のCF-A77に代替わりしていたという(爆)。
新型のA77は、CPUやHDDがパワーアップ(A44は、MMX-Pentium223、HDD4.3G)したうえに、LANカードを内蔵。2台以上の子がいるとなると、今やデータ交換のためにLANを引くのは当然というもの。となると、PCカードでLANを繋ぐ必要のないA77のアドバンテージたるや、かなりのもの。というわけで、更においしくなったCF-A77に大決定して、そのままお持ち帰り(幸)。
OSは、なんの変哲もない付属のWindows98。Let'sシリーズは基本的にアプリ類は付かないので(付くモデルもある)、非常にすっきり。操作環境は、まるまる
「さくら」
と同じ構成にすることで、環境ファイルの類を共通化。壁紙とシステムサウンドを美緒に変えて、あっさりと設定は完了。
2台の役割分担としては、メール等のネットワーク関係は、持ち歩ける「みお」に任せて、持ち歩く必要のないもの……VisualC++等の開発環境や、ゲーム類を「さくら」に任せる、という方針に決定。この結果、ほとんどチャットしかしていない現状では、「さくら」ではなく「みお」がメイン環境になることになってしまいました……むー、せっかくの19インチCRTの存在がー(馬鹿)。まあ、メインマシンとして使うのにも耐えるキーボードのおかげではあるのだけれども。……複雑な気分。
まあ、そんなわけで、19インチCRTの広さを生かす為の戦術として、「さくら」の項で書いた
プロキシ大作戦
を実施。これにより、広い画面を有効に生かすことはできる……ものの、使う方にそんな多面作戦をやる能力が無いのが痛い(馬鹿すぎ)。
「みお」の導入直後……コミケ前だから、確か99年の8月かな? 知人からアステル用のPIAFSモデムカードを譲ってもらう。PHSは既に持っていたので、これで出先からでもinternetにアクセスすることが可能に。実際、直後のコミケの時、会場からとらは倶楽部に書き込み(ついでに
都築さんのサイト
を覗いて、27番をゲット)するという戦果(?)をゲット。ただ、さっと出してぱっと使うというのには向かないなあ、というのも実感。まあ、その辺はPDAの分野なんだろうけど。
2000年1月初旬に、
「ことら」
と一緒にプリンタを購入。CanonのBJ-70WP、持ち運べるカラーインクジェットプリンタ。このプリンタは、インタフェイスとして、フルセントロニクス/USB/IrDA(赤外線)の3種類を採用。ちょうどUSBは旬なので(?)それで繋ぐ……というのが普通だろうけど、よくよくカタログを読んでみると、IrDAでも印刷できるとのこと。丁度
「みお」
がIrDAを持ってるので、さっそく試してみることに。接続先は赤外線LPTかと思いきや、実は赤外線COM(4)を使わないといけないという罠に悩まされつつ、どうにか印刷に成功。ちょっと印字速度が遅いような気がするものの、ケーブルレスで印刷できるというのは、なかなか幸せなものが(笑)。
しかし、「ことら」と赤外線HotSyncをやった後に、赤外線経由で印刷しようとして、失敗。どうも、COM4を開いたまま閉じてないような雰囲気が……はっきりとは分からないけど。ちなみに、再起動した後は、普通に印刷できる。原因とかよくわからないけど、それほど印刷頻度が高いわけでもないし、USBでの印刷もできるので、そのまま放置する。暇なときにでも、もう少し調査してみよう。
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